診療案内

腫瘍の治療について

腫瘍の治療について

近年、ペットは飼い主ご家族のケアと獣医療を合わせたサポートにより、長生きになりました。高齢になると「がん」になるペットも増えています。
イヌの約半数が「がん」で亡くなり、ネコは3分の1が「がん」で亡くなると報告されています。
腫瘍は全て治せるわけではありません。しかし、全て治せないわけでもありません。腫瘍の種類によっては早期発見・早期治療により完治できるペットもいます。
また、完治できない場合も緩和的治療を行うことで、進行を遅くしたり、生活の質「Quality of Life」を良くできる事もあります。そのためには、できるだけ早期に「発見・診断・進行度の評価」を行い、ご家族の大切なペットのためにしてあげられる事を十分に話し合い、見つける事が大切だと考えています。
■がん治療の目的
1.根治治療 支持療法を行いながら腫瘍を根絶し完治を目指す治療
2.緩和治療 根治できない腫瘍に対しできる限りコントロールをし、苦痛の軽減、栄養管理、呼吸管理、消化器症状の緩和、腫瘍随伴症候群(腫瘍に伴うさまざまな症状)の緩和などの支持療法を行い、機能不全の回復を目指し、少しでも快適に日常が送れる事を目指す治療

診療の流れ

予防について

イヌのワクチンについて

ワクチンを受ける前に身体検査をいます。
接種後は個々の体質によってまれに起こる急激なアレルギー反応(アナフィラキシーショック)に対応するため院内で15分ほどお待ちいただきます。

混合ワクチン

混合ワクチン(6種・10種)

子犬は生後60日目、90日目、120日目と3回の接種をおすすめします。
成犬は毎年1回の接種をおすすめします。

狂犬病ワクチン

狂犬病予防法により、生後91日以降は生涯1回の登録と毎年1回の予防接種が義務付けられています。久留米市にお住まいの方は接種後、市への登録も同時に行えます。久留米市以外にお住まいの方は接種証明書を発行いたします。

フィラリア:犬糸状虫の予防

毎年、血液検査で感染の有無を調べます。
錠剤、おやつタイプ、注射、背中に塗るタイプがあります。
ノミダニが一緒に予防できるオールインワンのお薬もあります。

ノミ・ダニの予防

ノミやダニは、吸血や皮膚炎といった問題を起こすだけでなく、動物同士、また人も感染する病原体を運ぶこともあります。
おやつタイプや背中に塗るタイプがあります。

ネコのワクチンについて

ワクチンを受ける前に身体検査をいます。
接種後は個々の体質によってまれに起こる急激なアレルギー反応(アナフィラキシーショック)に対応するため院内で15分ほどお待ちいただきます。

混合ワクチン(3種・5種)

猫伝染性鼻気管炎・猫汎白血球減少症・カリシウイルス+クラミジア・猫白血病ウイルスワクチン
5種混合ワクチン接種前は白血病ウイルスに感染していないことを確認する検査が必要です。

子猫は生後60日目、90日目の2回接種します。ご希望や個体差により、120日目の接種をおすすめすることもあります。
成猫は毎年1回の接種をおすすめします。

ノミ・ダニの予防​

ノミ・ダニの予防

ノミやダニは、吸血や皮膚炎といった問題を起こすだけでなく、動物同士、また人も感染する病原体を運ぶこともあります。
背中に塗るタイプがあります。

フィラリア:犬糸状虫の予防

近年、ネコにも犬糸状虫の寄生の報告があり、症状は犬よりも重篤になる場合があります。
予防は月に一度、背中に薬を塗るだけでノミとともに予防が可能です。

避妊・去勢手術について

避妊・去勢手術について

当院では、事前に避妊手術、去勢手術のメリットとデメリット、リスクなどの説明をしっかりと行います。大切な愛犬・愛猫にとってのより良い選択をしてあげましょう。
避妊・去勢手術をご希望の方は事前予約が必要です。まずはお電話ください。

イヌの避妊去勢手術について

避妊・去勢手術のメリットとデメリット

避妊手術のメリット

  • ホルモンの影響から起こる卵巣腫瘍や子宮蓄膿症の予防
  • 乳腺腫瘍のリスクの軽減

避妊手術のデメリット

  • 消費カロリーが低下し、食欲が増すため肥満になりやすい

去勢手術のメリット

  • 前立腺肥大や精巣腫瘍、会陰ヘルニアなど性ホルモンに関連する病気の予防
  • マーキングなどの性行動軽減

去勢手術のデメリット

  • 消費カロリーが低下し、食欲が増すため肥満になりやすい

去勢・避妊手術とも、肥満になる傾向がありますが、食事や運動のバランスを整えることで回避できます。愛犬とともに健康的な生活を心掛けましょう。

手術前の準備

手術に向けて身体検査、血液検査、レントゲン検査、超音波検査などの術前検査を行います。

手術当日

手術の12時間前から、絶食してください。お水は当日の朝まで与えてください。

手術後

通常、男の子は日帰り、女の子は1泊入院となります。
抜糸は10日後です。
それまで傷口を舐めないようにエリザベスカラーもしくはエリザベスウエア(術後服)の装着が必要です。

ネコの避妊去勢手術について

避妊・去勢手術のメリットとデメリット

避妊手術のメリット

  • ホルモンの影響から起こる子宮系病気の予防や乳腺腫瘍のリスクの軽減
  • 性的欲求不満からくるストレスがなくなる
  • 発情期独特の大声で鳴くといった性行動の予防

避妊手術のデメリット

  • 消費カロリーが低下し、食欲が増すため肥満になりやすい

去勢手術のメリット

  • ホルモンの影響から起こるさまざまな病気の予防
  • 性的欲求不満からくるストレスがなくなる
  • 雌猫を求めての放浪や、マーキング、スプレーなどの性行動の減少
  • 他のネコへの攻撃性が軽減

去勢手術のデメリット

  • 消費カロリーが低下し、食欲が増すため肥満になりやすい

去勢・避妊手術とも、肥満になる傾向がありますが、食事や運動のバランスを整えることで回避できます。愛猫とともに健康的な生活を心掛けましょう。

手術前の準備

手術に向けて身体検査、血液検査、レントゲン検査、超音波検査などの術前検査を行います。

手術当日

手術の12時間前から、絶食してください。お水は当日の朝まで与えてください。

手術後

通常、男の子は日帰り、女の子は1泊入院となります。
女の子のみ抜糸を10日後に行います。
それまで傷口を舐めないようにエリザベスカラーもしくはエリザベスウエア(術後服)の装着が必要です。

健康診断について

健康診断について

言葉で症状を訴えることのできない動物は、病気になっても気付かれにくく、ご家族が気付いたときにはかなり進行していることがあります。
身体の中の小さな変化にいち早く気付いてあげるために、健康なときから総合的な検査データを残しておきましょう。
統計的に正常とされる参考基準範囲内での数値も含めて、変化をきめ細かく見守ってあげることで、病気の兆候をいち早く見つけてあげることができます。定期的な健康診断をおすすめします。

血液化学検査

臓器や器官系が障害を受けてないかを確認します。異常を見逃さないよう、詳細で総合的な検査項目を設定し調べます。検査項目が少ない場合、総合的な評価ができない可能性があります。

全血検査

赤血球・白血球・血小板の数を計る検査です。血球の数や形を見ることで、貧血や炎症、感染などの有無を調べます。当院では、
赤血球は、大きさ・形・色の濃さ・網状赤血球(若い赤血球)の数
白血球は数・分類・形
血小板は数・大きさなど機械や血液塗抹で調べます。

尿検査

血液化学検査と一緒に行うことで、膀胱や腎臓など泌尿器系の病気や糖尿病など、さまざまな病気を調べることができます。尿の物理的性状、科学的性状、尿沈渣を観察します。

その他の検査

問診、身体検査、糞便検査、レントゲン検査、超音波検査、アレルギー検査、ホルモン検査(主に副腎、甲状腺)など、さまざまな検査があります。

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